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日本易食研究所 主宰 |
◇健康ニュース◇ |
尿酸はタンパク質が原因
日本には、痛風患者が60万人、その予備軍は500万人といわれる。痛風の原因は体内に尿酸が排出できず、関節なとに沈着され、痛風となる。そして、尿酸は肝臓にプリン体の分解で出た代謝物であり、多くなると排泄ができず、痛風を引き起こしたとも言われた。 2024年時点で、高尿酸の人はなんと1000万人に上った。ある研究では、尿酸がプリン体で引き起こすではなく、タンパク質の問題であると指摘した。 タンパク質は生きているたんぱく質と死んだタンパク質と分けられ、両方のたんぱく質は含まれている窒素の量は同じくであるが、その区別は、窒素に対する利用である。すなわち、利用の際に産生された廃棄窒素の量である。死んだタンパク質はその廃棄窒素の量が遥かに多いである。 その原因は高温での焼き、油揚げである。高温において、タンパク質が死んだタンパク質に変わり、それらはアミノ酸に分解される同時に、プリンヌクレオチドをも分解され、その後、尿酸に分解される。さらに、最後では、人体の利用率が極めて低い廃棄窒素に分解され、こういった窒素は再びプリン体に合成し、それは食物から摂取される一部のプリン体と同じく外因性のプリン体であり、人体に利用できず、尿酸に合成される。そのため、ほとんどの尿酸は外因性で、その主因はプリン体ではなく、死んだタンパク質である。 死んだタンパク質は腎臓炎症の原因にもある。
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