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日本易食研究所 主宰 |
◇健康ニュース◇ |
塩摂取多ければ長寿?
周知のように、塩摂取が過多と、健康上に様々な問題があるという認識が普及され、世界衛生機構は毎日の塩摂取量は5g以下にすると呼び掛けている。 しかし、中国南京大学生命科学学院の研究チームは、<ネーチャー>誌の子刊に、高塩分飲食は骨髄由来のサプレッサー細胞の活性を調節でき、これをもって抗腫瘍免疫検測を活性化させ、マウスの腫瘍生長を抑制できるという研究を発表した。これは今までの高塩分飲食は健康に有害の認識と正反対になる。 研究者が、高塩分は腫瘍組織の局部の塩化ナトリウムの濃度を上昇させ、浸透圧を引き起こし、抗腫瘍活性検測の増加に必要な細胞因子を、血液、脾臓または腫瘍組織に集まり、同時に、PD-1抑制剤の抗腫瘍活性を増強させ、炎症を促進する因子の表現を増やし、体の抗腫瘍免疫反応の活性を高めると発見した。 また、European Heart Journalに似たような研究が発表され、181カ国や地区のデータを統計することにより、塩の摂取量の増加は平均予期寿命の増加、全因死亡率の低下と関係があると表明した。具体的に言うと、毎日に2.5gの塩を増やすと、予期寿命は2.6年に延長されることになる。
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