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◇健康ニュース◇ |
睡眠時間は発がんと関係
中国華中科学技術大学同済医学院付属同済医院の肝臓外科張万広教授の研究チームは、中国健康と養老追跡調査データの分析で、睡眠時間の短さとがんを患うリスクの上昇と関係があり、長期間の総睡眠時間の不足の生活習慣では、女性がもっとがんを患いやすくと発見した。相関研究成果は<がん>誌に掲載されている。 同氏によると、同研究は1.4万人の参与者がおり、2年間毎に参与者に任意訪問を行い、睡眠時間の変化と発がんの状況を統計する。 7年間の間に、研究チームは、睡眠時間短い参与者が発がんリスクの上昇と関係があり、こういったリスクが違う性別と体重の人群には大きな差があり、長い睡眠時間の発がんリスクと関係がないと発見した。 夜間に6〜8時間を睡眠の参与者と比べ、6時間以下の参与者の癌を患うリスクが41%に高くなる。昼寝の時間が60分間以上の参与者と比べ、全く昼寝しない参与者の発がんリスクは60%に高くなる。夜間睡眠時間が6〜8時間、昼寝は1時間以上の参与者と比べ、夜間睡眠時間が6時間以下、昼寝をしない参与者の癌を患うリスクが82%にも高くなると発見した。 総睡眠時間が7〜8時間の参与者と比べ、総睡眠時間が7時間以下の参与者は癌を患うリスクが69%に高く、こういったリスクは男性、体重オーバーまた肥満の参与者がもっと顕著であり、それぞれ95%と70%である。 さらに、長期間の夜間睡眠時間が6時間以下の生活習慣は、女性の癌を患うリスクが41%に上昇し、総睡眠時間が6時間以下の女性は、総睡眠時間が7〜8時間の女性参与者と比べ、癌を患うリスクが126%にも上昇する。 研究者が、睡眠時間の確保は極めて重要であり、特に女性は睡眠に注意する必要があると指摘した。
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