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日本易食研究所 主宰 |
◇健康ニュース◇ |
男女の寿命はなぜ違う?
今年の3月に、イギリスの研究チームは、男性の死亡リスクは女性より60%に高いと発見した。研究者が28か国を訪問し、約18万人の研究対象を調査し、こういった結論を提出した。 18万人の志願者に、生活習慣、教育背景、喫煙飲酒、基礎疾患などに研究を行い、飲酒喫煙の習慣を有する男性に、心臓病を患うリスクが女性より22%高いと発見した。また、WHOが発表した2019年の世界統計にも、女性の平均寿命は、男性より5歳にも長いと示した。 その原因の一つは、男性ホルモンである。男性ホルモンは、男性に魅力的な形を示すことができるが、細胞分裂のスピードも加速させる。逆に、女性の女性ホルモンは、細胞の再生能力を増やし、老衰の速度は自然に男性より緩い、さらに、女性ホルモンはテロメアの活性を延長できる。また、研究は、男性ホルモンは疾患の罹患を増やすリスクがあるとも発見した。 もう一つは、染色体である。女性の染色体はXXで、男性はXYに分かれている。カリフォルニア大学の動物実験研究では、XX染色体のネズミは、XY染色体のネズミにより、寿命が長く、しかも生存しやすいと発見した。 そのほか、女性は男性より健康に対するこだわりがあり、喫煙飲酒が少なく、生活習慣も男性より注意するなどがある。
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