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易食研究所

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日本易食研究所　主宰　　

◇健康ニュース◇

クリはこういった人に最適

秋になり、クリの豊作シーズンが到来。クリは日本人の大好きな木の実の一つであり、秋の美食でもある。クリは木の実に属すと居ても、実はその栄養成分はほかの木の実と違って、油脂が少なく、炭水化物の含有量が豊富で、食糧のほうに近い。

クリの油脂がわずか1.5％で、炭水化物は46％にも占める。それは白米飯より高くなる。カロリーとして、100gの栗の実は約214キロカロリーであり、白米飯の2倍にもなる。クリはタンパク質、食物繊維、カロチノイド、ビタミン、リン、カリウムなどが豊かである。以下の人に最適である。

口内炎な粘膜に潰瘍がある人

クリには豊かなビタミンB2が含まれている。口内炎をはじめ、皮膚、生殖系などの炎症は、ビタミンB2の欠乏に関係があり、ほかに、目の疾患である結膜炎、眼瞼炎、角膜血管増殖等にもビタミンB2の不足と関係ある。

100gのクリに含まれているビタミンB2は、同量の白米飯の5倍、メン類の3倍、ジャガイモの4倍にもある。口内炎などのビタミンB2欠乏に大変役立つ。

免疫力が低い人

クリには大量のビタミンCを含まれ、ほかの木の実、食糧、さらに野菜や果物よりも含有量が高い。ビタミンCは免疫系を保護し、欠乏する場合、歯根出血、皮下出血、傷口の癒合しにくいなどの症状を現れる。

血圧が高い人

クリにはカリウムの含有量が非常に高く、100gのクリに485ｍｇを含まれている。バナナがカリウムが豊かといわれ、実際はクリの6割にしか含まれていない。

カリウムは、人体の酸性とアルカリ性のバランスをつもつ作用があり、カロリーの代謝、神経筋肉の正常な機能を維持させる。カリウムが欠乏すると、全身無力、疲れ、心拍弱くなり、めまいなどの症状を現れる。カリウムは筋肉の正常収縮、血圧を低下させ、卒中の予防などに作用がある。但し、腎臓病の人が控えることが必要。