高強度の運動は心臓に損
アメリカの心臓病専門家は、12月号の<イギリス心臓誌>に社説を掲載し、運動は適度にし、過度の運動は心臓健康に損を与えると述べた。
社説の作者がアメリカの中部の心臓問題研究所のジェームス・アオジフとジョン・オクスナ心血管研究所のカル・ラウェである。アオジフ氏が主宰した研究は、5万余名の研究対象に及んで、追跡時間は最長30年である。その結果は、研究対象の中に、1.4万人が常に走り、彼らの死亡率はほかの人より19%低いと示した。
更なる研究では、長寿者が週に8キロから32キロまでの研究対象に限られることも示した。もし週に32キロ以上を走ったら寿命は走らない人と差がない。研究結果は同時に、毎時間に9.7キロから11.3キロのスピードでの走りは最も健康に有益であるとも示した。もっと早く走るのは逆によくない。また、週に2から5日までの走りは、週一日での集中運動より効果的であるとも示した。
また、2万余名のデンマーク人に対する研究にも、ゆっくり走ることは長寿への効果が最もよいことも示した。
社説には、定期、適度の運動は生命の活力を増やせ、長寿になる。逆に、早いスピードの走り、走り時間が長くなると、死亡へのかそくになるとも述べた。
両氏はともに走りの愛好者であるが、高強度の運動で一、二時間を越えると心臓に損害を与え、心臓組織に拡張、断裂、傷などを致し、不整脈のリスクを増加すると指摘した。
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