健康ニュース

   子供の泣き声に目が覚ませる父親に、ある発見がびっくりされるだろう。その新しい発見は、子供がいる男性の心臓がもっと健康になるということだ。
   この研究は、アメリカのカリフォルニア州のスタンフォード大学の研究者がおこない、13.5万名の男性に10年間に及んだ。その結果は、子供がいない人が、子供のいる人より心臓病で死亡するリスクが高いのである。生育ができないことは今後の心臓病を患うことに対して一種の早期警告であると研究者が見ている。
   研究の責任者、同大のマイク・アイセンボク博士が、生育ができない男性が特定のガンを患うリスクが更に高いと表明した。
   研究成果が＜人類生殖＞誌に掲載され、13.5万名の男性被調査者が10年に及んだ追跡調査を受け彼らがすでに定年で、50代以上になっている。また、結婚か結婚したかに限られている。調査以前に脳卒中や心臓病または相関病気にある人が除外される。10年間で、約10%の被調査者が死亡し、その中の五分の一は心臓病で死亡した。彼らの子供の有無について調べると、子供がいない男性の心臓病の罹患率は子供のいる男性より17%高いと発見した。
   ただし、なぜ子供がいない男性に心臓病を患うリスクが高いのか、研究でまだ未解明である。
　

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