認知症のリスク遺伝子
アメリカの最新研究では、CLUというアルツハイマー症のリスク遺伝子は、患者の発病に50年前から脳に損害を与えると示した。研究者がこの損害は症状を現れず、ただMRIでの検査で発見できると語った。
CLU遺伝子は2009年に他の二つアルツハイマー症のリスク遺伝子と同時に発見された。当時の研究は、この遺伝子を持っている人は、アルツハイマー症を罹患するリスクは普通の人より16%高いと見ているが、発病のメカニズムは分からなかった。
アメリカのカリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究者が、最新刊の<神経学>誌のネット版に、CLU遺伝子は脳ニューロンの外側に覆い、保護作用があるミエリンに損傷を与え、機能を弱らせ、最終的にアルツハイマー症を引き起こすと述べている。
研究者が、CLU遺伝子を持つ人は、青少年期間で認知力の減退が見られず、脳が自動的に修復できる為だ。しかし、加齢により、脳の修復機能が弱くなり、認知力がだんだん減退されると考えている。
研究者がまた、CLU遺伝子を持つ人の人数が多いと発見し、特に88%の白人はこういった遺伝子を持っている。
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