悪玉も作用がある
多くの医学の研究で、悪玉と呼ばれるLDLコレステロールは血液の中に水準が高ければ、身体に傷害を与えると示したが、アメリカカナダの研究者が5月5日に公表した新しい研究では、悪玉は身体に良い作用もあると示した。
研究者が最新刊の<老人病医学>誌にレポートを掲載し、彼らが52名の60から69歳までの健康で、普段はあまり運動しない志願者に、結構激しい運動をさせ、その後、彼らの血液の中のコレステロール値を検査し、運動前のコレステロール値と比べて分析する。
分析では、運動後に筋肉が最も増やした志願者の血液に、悪玉の水準の増長も最も高くなると示した。研究者が、血液の中の悪玉が多ければ多いほど、人の筋肉も訓練中での増長が多いと指摘した。即ち、人体が一定量の悪玉があれば、多くの筋肉に変えられる。
コレステロールは悪玉LDLと善玉HDLで構成する。悪玉は血管壁に沈積し、血液の流れを邪魔し、心血管病を引き起こす。善玉が血管を清掃し、ゴミを運び出す役割を担っている。
この研究に参加したアメリカのテキサス農業と機械大学教授ステフ・リシャマンは、人体に善玉を必要だけではなく、適量の悪玉も必要であり、もし、悪玉がまったくないと、人体に傷害を与えられると指摘した。悪玉が筋肉を増長するだけではなく、人体に情報を伝達し、体の問題があるとき伝えてくれるからだ。
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