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食道ガンと酒の関連


 酒を飲むと、顔や皮膚が赤くなるひとが少なくなる。これはアルコールの代謝が良い象徴だといわれているようだ。科学的な研究はまさか逆である。
 酒を飲むと顔が赤くなる事は、アジア人に良く現れ、それはAsian Flush、Asian Redとも称される。多くの人はこの減少はアルコールに対する過敏であると思っている。実は、これはアルコールを代謝する際にできたアセトアルテヒドが体内に堆積したのが原因であり、過敏と関係はない。
 アセトアルテヒドの代謝に、ALDH2というタンパクに頼られている。このタンパクの基因はもし欠陥があれば、アセトアルテヒドの分解ができず、体内に大量堆積になる。アセトアルテヒドは人体の多くの組織や器官に毒性があり、DNAの損傷にもさせ、多種の発ガン作用がある。
 東アジア人は、この基因の欠陥が特に多く、36%の日本人、中国人、韓国人らが酒を飲むと顔や皮膚が赤くなる。研究者が、日本と台湾に対する研究で、乱酔する人に、この基因が同時に顔が赤くなると食道ガンの多発に重要な影響があると突き止めた。さらに、この基因に欠陥がある乱酔者が普通の乱酔者により食道ガンの発生確率が更に高いと研究結果が示した。
 

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