塩分少なすぎると骨折易い
オランダの研究者が、アメリカで開催するアメリカ腎臓学会年会で発表した最新研究で、体内の塩分が少なすぎ、即ち低ナトリウム血症であれば、老人の転ぶや骨折をし易くなると報告した。
この研究はロッテルダムのイラスモス大学医学センターの研究者が完成したのである。研究者が5200余名55歳以上の中高年人に連続6年間の医療記録を分析し、その中の8%の人は低ナトリウム血症を患い、この現象を引き起こす原因は腎臓に水が溜まりすぎである。
低ナトリウム血症の患者のなかに、25%が研究期間で転んだことがある。この比例は他の被調査対象より16%高くなり、また、転んだ後に、脊椎や非脊椎(骨盆など)骨折のリスクは61%と39%それぞれ高くなる。
ただ、研究者に困惑するのは、骨粗鬆症と低ナトリウム血症に関連が見つからないことだ。そのため、今まで体内の塩分水準が低いと中高年の転びや骨折のリスクを増加することに対して解釈ができない。
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