妊婦の魚油補充は無効果
オーストラリアのアトライト大学の研究者が、10月19日に発表したレポートに、妊娠期間中の妊婦は、魚油の補充により産後うつ症のリスクを低下させ、または新生児の言語や認知力の高めることを証明する証拠はないと述べた。
この研究のリーダアトライト大学婦人幼児健康研究所の副所長マリア・マクリズは、妊婦に魚油を補充する勧めが広範囲に存在しているが、健康食品業界も市場にDHAの押し出しに成功し、更に魚油で母親と赤ちゃんの脳機能に最高状態になると宣伝した。しかし、彼女らの研究では、妊婦に魚油を補充しようと提案は事実無根であると表明した。
2005年10月から2008年1月まで、同大の研究者がオーストラリアの5つの産婦人科病院の2300名以上の妊娠21週間に満たさない妊婦に調査を行い、その中の一部の妊婦はDHAを多く含まれる魚油カプセルを飲まされ、一日の量は800mg、一部は普通の植物油を飲まされる。
研究者が、二組の妊婦は産後6ヶ月間に重いうつ症を罹患する比例は明らかな差がなく、実験期間で診断されるうち症患者の比例も差がない。また、新生児が1.5歳時に行ったテストも、二組妊婦の子女は明らかな差がなかった。
この研究成果は、10月19日に発刊する<アメリカ医学会>誌に掲載されている
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