塩摂取が減のときにヨウ素補充
アメリカの甲状腺協会は、6月号の<ニューイングランド医学>誌にレポートを発表し、人間が塩の摂取を減らすときに、ヨウ素の補充を忘れずと述べた。
レポートには、アメリカは前世紀の20年代から食塩にヨウ素を加えることになる。しかし、現在、ますます多くのアメリカ人は塩の摂取量を減らしている。その結果、過去の30年の中に、人体内のヨウ素の平均含有量は50%にも低下したと指摘した。
普通の人は、他の食物の中からヨウ素の摂取もできるが、妊婦や児童には、ヨウ素の摂取量は標準に達することはできなかった。そのため、同協会は、妊娠と哺乳期間の女性に、毎日に150ugのヨウ素を摂取すると勧めた。
ヨウ素は人体に必要なミネラルであり、ヨウ素の欠乏で、甲状腺の肥大だけではなく、脳の発育にも影響を与える。人体に必要なヨウ素は主に食物から取れるが、各国の通常のやり方は、食塩の中にヨウ素を添加するのである。
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