血糖値を下げる苦瓜
夏になると、苦瓜が旬の野菜として登場する。苦瓜に大量のビタミンCを含まれるのは特徴で、そのほか、ビタミンB1、アルカロイド、ガラクッロン酸、ペクチンも豊かである。苦瓜の苦味は、アルカロイドの一種であるキニーネが由来である。
こういった栄養物質は、食欲の促進、利尿、血行の促進、消炎、熱を下げるなどの作用がある。現代の科学的な研究で、苦瓜の中のポリペプチド-Pは、パラインシュリンであり、血糖値を低下する作用がある。中国の西安医科大学はすでに苦瓜の中からパラインシュリンを抽出し、経口クスリを作り出した。アメリカの研究者は、苦瓜の中にあるプロテオリピン類の物質を発見した。この物質は体内の免疫細胞にがん細胞を呑食する能力を刺激、増強する作用があり、キニーネと一緒で、抗癌作用を発揮できる。
夏に苦瓜を多く摂取し、炎熱の気候に対しても楽に過ごすことができ、免疫力を落ちず、夏バテに強いだろう。
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