高糖分食物は心臓リスク増
イタリアの研究者が、高炭水化物類の食べ物を摂取すれば、女性の心臓病を患うリスクを増やすことを発見した。この研究成果はアメリカの<内科学文献>月刊誌に掲載されている。
サビナ・シィエリの研究チームは、15171名男性と32578名の女性に飲食アンケートを調査し、これを基礎として研究を展開した。研究者が、炭水化物摂取量の最高の女性が、心臓病を罹患する確率は、摂取量最低の女性の2倍であり、高炭水化物の飲食は女性の冠状心疾患を増やすリスクが可能であると発見した。
研究は、炭水化物が豊かな食物は人体の血糖値や中性脂肪の水準を高め、善玉HDLの水準を低下させ、心臓病を罹患するリスクを増やすと示している。
炭水化物の摂取量以外、研究者が食物の摂取で血糖値に影響を与える指数も調査した。結果は、果物、野菜、全粒麦などの血糖上昇指数の低い食物の摂取は、血糖値と中性脂肪水準の変化が小さく、精白小麦粉のパン、デザート、甘い麦粥など血糖値上昇指数が高い食物の摂取は、血糖値と中性脂肪の水準の変化が大きくなると示した。
但し、炭水化物の摂取量及び血糖値上昇指数などは、心臓病を患うリスクへの影響は、女性に限定され、男性に適用しないと研究者が語った。
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