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◇健康ニュース◇

老年認知症を増やす三つの基因


 イギリスとフランスの研究者は、アルツハイマー病に関する三つの基因を発見した。以前、1993年もこの病気と関係する一つの基因を見つかったことがある。
 イギリスの多くの大学からの80数名の研究者は、八カ国の1.6万名の健康の人と老年認知症患者に、基因のスキャンを行い、健康者と患者の基因を対照した。彼らはClusterinとPicalmの基因が老年認知症の罹患率を増加する基因であると確認した。
 フランスの研究者は5カ国の1.5万名の健康者と老年認知症患者に基因のスキャンを行った後に、CRIという基因が認知症の罹患率を増加する基因であると確認した。この三種の認知症基因に関する研究レポートはイギリスの<ネーチャー 遺伝学>誌に掲載している。
 研究者は、10%の認知症例はClusterin基因と、9%はとPicalm基因、4%はCRI基因と関係があると見ている。1993年には、研究者が発見した20〜25%の認知症例はAPOEという基因に関係がある。今回の研究は、イギリスの史上最大規模の認知症に対する研究である。
 この研究の責任者、イギリスカテフ大学の神経心理遺伝学教授、ジュリエ・ウェイレンムスは、この発見は1993年以来の最も重要な発見であると称した。
 Clusterin基因とPicalm基因はともに脳を保護する作用がある。ただ、それらは変異を発生すれば、保護作用を失い、更に脳の保護者から破壊者に変身する。
 同氏は、もしわれわれが治療に通して、こういった基因の有害要素を除き、患者数は20%削減できるだろうと語った。
現在、世界には2600万人の認知症患者がいる。予測によると、2050年に、患者数が1億を超えるといわれている。

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