世界の病人の5%は飲酒より
ドイツトルイストン工業大学が6月27日に公表した研究レポートは、全世界の各種病気の患者の5%は、飲酒が原因であり、アルコールの健康に対する警戒感が必要であると指摘した。
同大の一つ研究チームは、27日に発刊する最新刊の<ランセット>に<飲酒と世界健康>と題する研究レポートを発表した。レポートに、酒製造と販売の世界化で、アルコールの消費量が持続上昇すると同時に、アルコールの相関する病気の発病率も上昇しつつあると述べた。
一部の病気は飲酒と直接関係があり、一部の病気の発病確率は、飲酒と関係がある。たとえば、口腔癌、咽頭癌、腸ガン、乳腺癌、うつ症、脳卒中など。また、飲酒は多くの交通事故と暴力傷害事件を引き起こすとレポートに指摘される。
研究者の推算によると、世界の成人の平均純アルコールの摂取量は6.2リトルで、一人平均毎週に120mlに当たる。ヨーロッパの人の平均飲酒量は、世界平均値の2倍である。全体的に見ると、男性の飲酒量は女性より高く、先進国の女性は途上国の女性より多く飲んでいると研究に示した。
また、飲酒と関係する死亡率も2000年から明らかに上昇し、主なのは飲酒後の事故、癌、心血管病と肝硬変である。
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