男性の注射避妊で確率高い
イギリスの<独立報>は、5月5日に、中国北京国立家庭計画研究所が実行する、1000名の健康男性に対する注射での避妊臨床実験が、成功率が99%に達したと報じた。この成功率は経口避妊薬ピルの成功率とほぼ同じであり、今まで行った男性避妊に対する研究の中に、成功率が最も高いといわれている。
今までの研究で、男性の避妊成功率がとても低く、しかも急激な情緒の変化や性欲の低下など多くの副作用もある。
この実験は二年間で臨床の注射であり、対象は20歳から45歳の男性で、彼らがまず、最近の二年間で子供を生んだことが必須条件として、また、18歳から38歳の健康的な女性相手がいること。実験に使われた注射液の中に、500mgの十一酸テストステロン(TU)を含まれている。注射後、脳の下垂体から分泌される生殖腺刺激ホルモンの量が減らされ、避妊に繋がる。
研究所は、今まで副作用が現れることがなく、注射を停止すれば、身体は元のように精子の製造ができ、生育能力の回復ができる。
この研究結果はアメリカの内分泌学会の学術誌<臨床内分泌学と代謝>誌の6月号に形成する。
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