赤肉は視力に影響を与え
老年性黄斑病変は、オーストラリアの50歳以上の人の視力衰退の主要原因である。オーストラリアの研究者は、牛肉、羊肉など赤肉を食べ過ぎると、この病気のリスクを増やすことを発見した。
オーストラリアのメルブルン大学眼科研究センターの研究者は、1990年に6734名58歳から69歳の健康者を選んで実験を参加した。4年間にかけて、実験参加者の飲食状況を観察し、記録し、特に肉類の摂取状況を中心にした。
2003年から2006年、研究者は実験参加者を追跡調査をし、黄斑病変の有無を調べた。結局は、1757人が病変を発生し、その中の1680人は初期状態で、77人が末期状態になる事を確認した。
研究者は、一人毎日の赤色肉の正常摂取量を1分とした。分析の結果は、毎週に5分以下を摂取する人と比べ、毎週に10分またはその以上を摂取する人が、黄斑病変のリスクは47%高くなると発見した。
この研究結果は最新刊の<アメリカ疫病学>誌に掲載されている。実験の責任者イライオン・ゾンは、実験の過程中に、四分の一の参加者は毎週に10分以上の赤肉を摂取した。イタリアやヨーロッパ式のソーセージは黄斑病変への影響は更に新鮮の赤肉より影響が強いと語った。赤肉は網膜に有害な物質の産出を増やすことを促進するのは原因であると同氏が指摘した。
現在50歳以上のオーストラリア人の中に、七分の一は黄斑病変を現れている。イギリスには、この病気で失明する人は50万人にも上り、しかも年々増長している。
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