健康ニュース

　ビタミンの作用が医学の発見と利用がはるかに昔のことであるが、ビタミンＡ、Ｄの服用過ぎると有毒であることは、医学界の常識になっている。他の数種の抗酸化作用を持つビタミンたとえばＢ、Ｃ、Ｅ、カロチン（ビタミンＡに転化できる）など、一般にはその毒性が低いと考え、臨床での大量に使用することも多年の歴史になっている。
　しかし、2008年11月20日の＜ニューヨークタイムズ＞は、ビタミンＥは前立腺ガンを引き起こす作用があると報道した。
　アメリカのジョン・ホプキンス医学院は、13.5万人の健康の人に調査を行い、大量のビタミンＥを摂取する人は突然死の概率は４％に増え、他のビタミンやミネラルと同時に摂取すれば、死亡率は６％高くなる。長期間でビタミンＥを摂取する人は心不全の概率が13%高くなることを発見した。
　アメリカの＜臨床腫瘍学＞誌に発表した、540人の脳ガンと頸部ガンの人に対する研究で、ビタミンＥは放射の治療の副作用を減らしたが、ガンの再発率は逆に高くなったことを示した。
　多くの人に対して、毎日に食物の摂取によって、基本的に人体のビタミンの需要を満足でき、補充する必要がない。特にがん患者に、合理的にビタミンの使用が更に重要である。

　

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