母乳は心血管病を減らす
イギリスのロイヤル小児科医学院のロカス教授は、10月12日に公表した研究成果に、母乳の哺乳は、赤
ちゃん成人後の心血管病、インシュリン抵抗、高脂血症と肥満の趨勢を減らすと示した。
同氏は大量の母乳の哺乳と粉ミルクの哺乳で行った実験は、16年後、母乳で生長する子は、拡張期血圧(
血圧の低い方)に3〜5mm水銀柱が低くなることを表明した。これは、こういった子供は成年後に、心血
管の病気の発生率は25%低くなり、死亡率は13〜14%に低くことになると意味している。
同氏は、新生児に快速成長を阻止すべきだと指摘した。また、生長の緩めた子供は、16年後の血管の健康
状況が良好であり、高血圧、心臓病と糖尿病になりにくい。生長が早い子供が成人後に、心血管、インシュ
リン抵抗、肥満、高血圧、高コレステロールのリスクが増やせるとも指摘した。
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