ビタミンD不足で行動が緩慢
アメリカのウェイクフレイスト大学医学院の研究者は、ビタミンD不足で老人の行動に緩慢になり、体の障害のリスクも増やされる可能性が高いと発見した。
老人のビタミンD不足の原因は、毎日に摂取する食べ物の中に、ビタミンDの含有量は少なく、また、日光の浴びるが不足である。
研究者は976名の65歳以上、平均74.8歳の老人を研究対象とし、彼らの体力を測定した。測定項目は、歩くのスピード、平衡の能力や握力などを含まれた。また、他の老人の活動能力を影響に与えられる要素、例えば体重と身長の比例、精神要素と気節、貧血の有無なども考えた。研究の結論は、体内にビタミンDの含有量が少ない老人は、彼らの体力と握力は、ビタミンD含有量が正常な人より、5〜10%低くなることである。
ビタミンDは骨を強壮するだけではなく、糖尿病、ガン、風邪、肺結核など病気の予防にも作用がある。この研究の責任者であるタンニス・ヒューストン博士は、ビタミンDは日光を浴びると体が自然に合成でき、また、ジュースや穀物類、牛乳などにも摂取ができる。ただ、単なる食物から、十分なビタミンDの摂取が難しく、日光を浴びるのは最も有効な方法であると語った。
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