飲料を飲み過ぎると肥満
アメリカのミツアン大学の研究者は、アメリカ人の肥満の原因の一つは、飲料を水のように飲む事であると指摘した。
研究者は調査を受けた人たちを飲料を飲むかどうかで二組に分けた。よく飲む組の人たちは、平均して毎朝コーヒーを一杯、昼食と夕食のそれぞれでコーラを一杯飲んでいた。この組では、飲料を飲まない組より肥満になる人が、遙かに多かった。
研究報告では、多くの人が毎日２０００キロカロリーを摂取し、飲料をよく飲む人の摂取カロリーは、毎日に必要なカロリーを大きく超えていた。飲料に含まれているカロリーの多さには気付きにくい。ダイエット中に毎日飲料を飲むと、せっかくの努力が無駄になる。
この研究に参加したミツアン大学栄養学教授ソサン・アロンセン氏は、喉が渇いたときには水を飲み、その後果物を食べると体に有益であると提案している。
アメリカ人の摂取エネルギーは、半分が飲料であると言われるが、WHOは、飲料から摂取するエネルギーを毎日の摂取エネルギーの１割以下にすべきだとしている。
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