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◇健康ニュース◇

輸血エイズの発見者、アメリカで受賞


 アメリカ時間で3月14日夜、ワシントンのケネディセンターで、アメリカ国際女性権益機構が2007年の世界リーダ賞の授賞式を行った。中国のエイズ病患者の権益を守る元医師の高耀潔女史は、人権賞を受賞した。
 1996年、高耀潔女史は河南省で第一例の輸血によるエイズ患者を発見した。その後の10年間、彼女は100以上の村と数千人のエイズ患者を訪問し、河南省政府がエイズの蔓延を隠ぺいしたことを公表した。
 10年間で高耀潔女史は自身の私財全てを投入して、エイズ予防の宣伝資料を作り、エイズ患者と彼らの子供を支援した。
 彼女の行為は河南省政府の不快を買い、エイズへの予防活動は政府から邪魔され、公安の尾行、告発、軟禁等を経験した。
 しかし、彼女の行動は国際的な評判を得、今回の受賞は三回目の国際受賞となる。ただ、前の二回はいずれも中国からの出国許可が得られず、授賞式への出席はできなかった。
 今回も受賞の知らせがあった後、河南省政府は彼女を軟禁し、高官達は彼女が授賞式に出ないように説得した。この事情を知った受賞式の主催者でもある、元アメリカ大統領夫人ヒラリー氏が自ら、中国の最高指導者胡錦涛に嘆願書を出し、高耀潔女史の授賞式への出席を実現させた。
 高耀潔女史によると、河南省政府は違法な売血行為を許し、輸血過程で、エイズ患者に使った注射器をそのまま健康者に使用し、エイズの蔓延を拡大させた。河南省政府はエイズが麻薬や性交渉による感染で、輸血によるものではないと主張したが、実際には、河南省だけでも輸血による感染は数十万人に上ったと言われている。
 

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