アイスクリームと妊娠
最新の<人類生育>誌に掲載された研究によると、心臓病と肥満を防止するために低脂肪食を摂取する女性は不妊症になる可能性が高く、逆に、長期間無調整牛乳を飲み、アイスクリームを食べる女性は妊娠しやすい。
この研究は、ハーバード医学院の研究者が行っており、18000名の20歳から42歳のアメリカ女性を対象として調査を行った。調査のデータでは、毎日低脂肪食を続けた女性は排卵障害が発生し、不妊になるリスクが普通の人より85%高く、毎日アイスクリームやバターなどの高脂肪食を摂取した女性は排卵障害による不妊のリスクが大変低いことがわかった。
研究者は、脂肪が人体にある脂溶性物質の吸収を助け、卵巣の機能を促進する作用があると指摘している。
この発見は、以前の医学界の見解である、高脂肪食が不妊に繋がるという理論を180度覆すものとなった。ハーバード大学公共衛生学院の研究者サワロウ氏は、今回の調査の証拠が確かであると語り、妊娠を希望する女性は毎日少量の高脂肪食を摂取するよう提案している。
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