春は目の保護の季節
冬は結膜乾燥症が多発するシーズンで、目が乾き、疲れやすい。ひどくなると角膜潰瘍や感染による炎症なども起きる。
正常な人の目の表面には薄い涙液膜があり、眼球に一定の潤いを与え、角膜を保護する。涙が不足すると角膜の上皮が角化し、目のトラブルを引き起こす。長期間目を使いすぎると、眼球表面の涙液が蒸発して涙液膜が薄くなり、結膜乾燥症になる。乾燥シーズンの冬は結膜乾燥症の症状が悪化しやすく、辛い物の取り過ぎや、たばこ・酒などの不良飲食習慣、女性の更年期、内分泌不調などの病気にも関係がある。
春は目を保護する良い時期である。春の気候は目に潤いを与え、結膜乾燥症を予防しやすい。さらに、瞬きの頻度が増えるため、適当に目薬を使い、ビタミンを摂取して、目の調節能力を高めることができる。飲食方面ではビタミンが多く含まれている緑色野菜、卵黄、ニンジン、ブドウなどもよく摂取し、十分なキサントフィルの摂取となる。
結膜乾燥症の予防と治療は春に心がけると良いだろう。
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