6万年前からピロリ菌が存在
AFP通信社の報道で、ドイツのマルクス・プロウク生物伝染病研究所の研究者が、ピロリ菌の遺伝子と人類遺伝コードの変異を比較実験したことがわかった。実験の結果、世界各地から51種族の志願者から抽出された769個のピロリ菌のサンプル遺伝の変異の様式が全く同じであることを発見した。
研究者は、ピロリ菌が約5万8千年前に人類が東アフリカから生まれたのと同じように遷移した事も発見した。
この研究はイギリスの科学誌<ネイチャー>のネット版で掲載された。研究報告では、解剖学では現代人類がアフリカから遷移する前に、既にピロリ菌に感染していたことがわかっている。そのときから現在まで、ピロリ菌は人類と密接な寄生関係を保っている。
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