中国の梅毒感染、持続増加
前世紀、中国では絶滅に近かった梅毒は、今では再び中国で蔓延しはじめた。
2007年1月25日、北京で閉幕した中国省レベルエイズ性病予防工作年会で、最近3年、中国の梅毒が増加の趨勢を呈している事が報告された。
2006年、中国全国の梅毒症例の報告数は初めて淋病を超え、174506件に達した。1993年と比べ、梅毒の発病数は28倍にも上った。
しかし、中国の専門家は、これは氷山の一角に過ぎず、梅毒の患者は性病科以外に、婦人科、泌尿科にも行くため、正確な統計ではないことを指摘している。また、多くの患者は検査もせず、報告が不完全な地区も多いことを指摘した。
性知識がない出稼ぎ農民は、不潔な性行為による発病率が高く、病気になるリスクが高い。都市の定年男性も、買春をして感染しやすいと言われている。
梅毒は、子供にも遺伝する。統計によると、1991年には中国の10万人の新生児の先天性梅毒の発病は0.01例だったが、2005年には19.68例に上った。子供が梅毒の最大の被害者になっている。
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