高血圧患者と禁酒
アメリカの新聞＜毎日健康＞の報道によると、オランダの研究者が１６年間の研究で、毎日１〜２杯のワインやビールで、高血圧の男性の心臓病の突然発作のリスクを減少させることができる。
赤ワインは、心臓に保護作用があることがよく知られているが、高血圧の患者のアルコール摂取は、血圧が高くなるおそれから、よしとされていなかった。
しかし、オランダのウドラツー医学院の研究は、高血圧の男性患者が、毎日１杯酒を飲むと心臓病の発生リスクが３２％低下し、毎日１〜２杯飲む患者は２８％低下することを発見した。これは、アルコールによって高血圧男性の血中のＨＤＬ（善玉）が増加するためである。
ただ、専門家は、過剰な飲酒は、必ず高血圧と心臓病を引き起こすと警告した。また、この研究は男性に限り、女性への適用はは未知である。
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