易食研究所

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レバーと豆製品


 レバーはコレステロールが高いことがわかっているが、100gのブタのレバーにはコレステロールが250mg含まれ、牛のレバーも同じ比率で含まれている。この量は、一日に必要なコレステロールの摂取量にほぼ達している。さらに、他の食べ物に含まれているコレステロールを加えてしまうと、摂取過多に陥る。
 ただ、科学研究では、適量のレバーならば、血中のコレステロール値への影響が小さく、コレステロールが上昇しないだけでなく、ビタミンAも得られることを証明している。
 レバーを食べるときは、なるべく動物油、脂身、無調整牛乳、バター、クリームなどを食べないほうがよい。こういった食べ物中の飽和脂肪酸は、コレステロールの吸収を避けられる。
 それでも、コレステロールを心配する人は、レバーを食べるときに大豆や豆製品も取ることを薦める。豆ステロールは吸収が悪く、腸内のコレステロールと相互排斥し、コレステロールの吸収を減少させるのだ。
 毎週二回、毎回100gのブタレバーを食べると、体のビタミンAに対する需要を満足できてちょうど良い。

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