生姜で老衰遅延
中国の孔子は、「毎食生姜をはずさず」という言葉を残している。年中生姜を食べるとよいという意味で、孔子自身も毎食後に生姜を噛む習慣があったと言われている。
生姜は嘔吐を止め、発汗、痰を化すなどの効果がある。また、腸炎、下痢などの治療にも用いられている。
最近の研究では、老人が生姜を食べると、老衰が遅延できることを発見した。生姜に含まれる辛み成分は、体内の過酸化脂質の生成を抑制する。その効果はビタミンＥより作用が明白で、抗老衰の作用が強い。
また、生姜にはサリチル酸に似たような物質があり、血中脂肪を減らし、血圧を低下させ、血液の凝固を防止し、血栓の形成を抑制する作用がある。生姜に含まれているショウガオールは胆嚢炎、胆石症を予防、治療する効果もある。
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