サツマイモは最高の野菜
３年間の研究と評価から、世界保険機構（ＷＨＯ）は、最も健康的な野菜、果物など６種類を選出した。サツマイモは、選出された野菜の中でトップの座を占めた。
サツマイモの原産地は南アメリカで、１６世紀に中国に渡り、日本に伝来した。サツマイモの形は球形、圓筒形、楕円形などがあり、色は白、黄色、紅、紫などがある。
サツマイモには人間に必要な栄養物質、豊かなアミノ酸であるリジンが含まれ、コメや小麦粉に最も欠けている物質である。
また、サツマイモには大量のムチン、ムコ多糖が含まれており、心血管壁の弾性を保ち、動脈硬化を予防し、呼吸道、消化道、関節の潤滑を保つ。さらに、血液の酸性とアルカリ性のバランスを維持し、便秘の予防にも役立つ。サツマイモに含まれているβーカロチン、ビタミンＣ、葉酸などは、抗ガン作用がある。また、甘いながらも、糖尿病を軽減する作用がある。
研究者はマウス実験で、白い皮のサツマイモを与えたところ、４週間、６週間後のマウスの血中のインシュリン水準はそれぞれ２６％、６０％に低下したことを発見した。糖尿病を患うネズミの血中脂肪の水準も低下していた。
サツマイモのエネルギーは低く、理想のダイエット食品でもある。
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