高糖分飲食は膵臓癌
スウェーデンの研究者は、最新の<アメリカ臨床栄養学>誌に、甘い食物や加糖飲料を摂取し過ぎると、膵臓癌のリスクが高くなると発表した。
この研究は、スウェーデンのカロリン医学院のソサンナ・ラーソンの研究チームが行ったもので、1997年から約八万人の健康男女に飲食調査をおこない、8年間追跡した。調査した人のうち、131人が膵臓癌になった。
分析によると、飲食中の糖分の摂取量と膵臓癌の発病率に相関性が発見され、加糖飲料を飲まない人と比べ、毎日二回加糖飲料を飲む人の膵臓癌のリスクは90%高くなる事が発見されたのである。
研究者はソフト飲料、クリーム果物、加糖コーヒーなどは、膵臓癌の発病に増加しやすいと指摘している。
膵臓癌の発病率は他の病気と比べると低い。しかし、膵臓癌は治療しにくい病気で、診断されたときには、すでに末期である場合が多い。膵臓癌の発病メカニズムを知り、予防することが重要であると同氏は語っている。
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