うつ症で骨粗鬆症
イスラエルの研究者は、憂鬱な気分は骨粗鬆症を誘発し、抗うつ薬物は骨粗鬆症の治療にも有効であることを発見した。
イスラエルのヘブライ大学の研究者は、最新のアメリカ<国家科学院学報>に、ネズミに人類と似たような憂鬱情緒を発生させたところ、ネズミの骨密度が低下し、特に寛骨部と脊柱部の骨粗鬆症は明らかであった事を報告した。
さらに研究者はネズミに抗うつの薬物を飲ませたところ、ネズミの行為は活発になり、骨密度も上昇した。
ヘブライ大学のラズ・イルミヤ教授は、この実験から初めて憂鬱が骨粗鬆症を誘発する重要な原因の一つであることを発見したと語った。
憂鬱情緒が交感神経を刺激して放出されたノルアドレナリンが骨格細胞の生成を損傷する。抗うつ薬物はノルアドレナリンの生成を逆転させるため、再度骨格の生長が促進されることになる。
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