寝るときに光をつけると免疫力低下
台湾の<民生報>によると、寝るときに光をつける人は、体内のメラトニンの分泌が抑制され、免疫機能の低下に繋がることがわかった。夜中に仕事をする人が、ウイルスに侵入されやすい原因でもある。
研究者はスチュワーデスに対する疫病学の調査を行ったところ、15年間勤務した人は、乳ガンの発生率が2倍であることが分かった。また、200人以上の成年の人に対する研究でも、未明3時から朝7時までの間に光の下に座って寝ない人は、免疫力が明らかに低下していたことも分かった。
脳内の松果体は、人体が睡眠状態になるとメラトニンを大量に分泌する。メラトニンは、交感神経を抑え、血圧を降下し、心臓の鼓動を緩和して、免疫機能を増加し、人体の疲労を回復して、ガン細胞を殺す作用がある。しかし、目から光が入ると、メラトニンの分泌が中止してしまう。
長期間、日夜を逆さまにした生活をすると、自然と免疫機能が低下するため、夜勤の人は、寝るときには、なるべく室内を暗くし、脳に十分なメラトニンを分泌させるようにしたほうがいいだろう。
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