体重オーバーと乳腺ガン
アメリカのボストンで開催された北アメリカ肥満症研究協会の年会で、閉経後の女性は体重が増えると乳腺ガンを患いやすくなり、体重が持続的に増加していくと乳腺ガンで死亡するリスクはさらに増加する研究が発表された。
カリフォルニア大学のシャリル・ローク氏は、大量の研究から、肥満症と乳腺ガンに一定の関係があることが確認されたことを改めて表明し、北カロライナ大学のマリリ・カンモン氏は、体重が正常な人と比べ、肥満者の乳腺ガンの罹患率は７５％増え、乳腺ガンの女性は、５０歳以降も体重が増加していくと、死亡のリスクが大きくなると警告した。
他の研究では、体重の増長幅が正常な女性と比べ、１８歳以降に体重が２０キロ増加した女性は、閉経後に乳腺ガンのリスクが倍になる。
大会では、女性に運動を通して体重を抑えるよう提案している。
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