キノコで冠動脈硬化
キノコ類の多糖は癌の治療に用いられるが、冠動脈の硬化を引き起こす可能性がある事が日本の研究で明らかになった。
共同通信社の報道によると、日本の大阪市千船病院の藤本二郎医師がモルモットを利用した実験からこの結論を得た。 藤本氏は、シイタケから抽出した物質からキノコ多糖をつくり、二週間毎に一回、生後6週間のネズミに注射した。注射した量はモルモットの体重に合わせて増やし、2年間続けた。
結果、半分のモルモットは冠動脈の血管壁の厚さが元の三倍に増え、冠動脈硬化になっていた。
同氏はシイタケ中の多糖体は相当少ないため、実験のような量はシイタケから取るには多すぎるとし、日常でシイタケを食べても問題にはならないと指摘した。
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