中国の病気、多くは食品から
9月7日に開催された中国食品フォーラムで、中国疾病制御センター栄養と食品安全所の劉秀梅氏は、摂食によって病原体が体内に入り、感染や中毒などの病気を引き起こすことが、中国の食品安全の最大の問題であると指摘した。
中国は、微生物性の食物中毒が最も多く、食堂、レストラン、ホテルでの中毒が60%以上を占めている。その中でも、肉製品は20%、水産品は10%を占めている。
生食水産品の寄生虫や病菌、肉製品のリステリア菌やサルモネラ菌、生食野菜の大腸桿菌、乳製品のブドウ球菌、乳児食品のサルモネラ菌や大腸桿菌が主な食中毒の原因となっている。
中国の政府と消費者は、食品の化学性の汚染を重視し、食品由来の病気を軽視していると研究者は指摘している。
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