健康ニュース

　アメリカのシカゴラーシャ大学医学センターの研究者は、長期間高脂肪と銅を過剰に摂取すると、老年後の認知力の急激な低下に繋がると指摘した。
　この研究は３７１８人のデータに基づいて導かれた結論である。高脂肪と銅が豊かな食べ物を好む人は、６５歳以降、思考力、学習能力、記憶力は明らかに衰退が速かった。老衰は１９年も速くなるという。ただし、高脂肪と他のミネラルも豊富に摂取する事で、この現象を防ぐ事が可能だと研究者は指摘した。
　高脂肪の食べ物は、ポテトチップス、ハンバーグ、チョコレートなどで、銅が多く含まれている食べ物は動物内臓、魚貝類等がある。
　この研究は最新の＜神経病学文献＞誌に発表されている。

戻る