トウモロコシで目を保護
夏になると、トウモロコシが旬の物としてスーパーや八百屋で多く見かけるようになる。
トウモロコシには多くの健康作用がある。例えば、食物繊維の含有量はお米の十倍もあり、胃腸の働きを促進し、便秘を解消して、有害物質の体外への排出に役立つ。腸炎、腸癌の発生に対しても予防作用がある。
また、トウモロコシには多くのβーカロチン、セレン、ビタミンE、ゼアキサンチン、キサントフィル、グルタチオンなどの抗酸化剤も含まれている。
トウモロコシの黄色は、カロチノイドであるゼアキサンチン、キサントフィルが原因である。こういった物質は強い抗酸化物質で、目の中の感光区域である黄斑を保護し、老年性黄斑変性や白内障の発生を予防する。黄斑は網膜の中心にある視力を制御する組織で、この部分が脂肪酸化によって老化すると、黄斑変性、視力低下等の症状が現れ、ひどい場合は失明に至る。ゼアキサンチン、キサントフィルは目に侵入する有害な光を吸収し、黄斑の健康を保護する。目を守るために黄色のトウモロコシを食べることを専門家も勧めている。
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