妊婦、ほ乳期の女性と赤ちゃんは魚に注意
フランスの公共衛生と食品安全機構(AFSSA)は、妊婦、ほ乳期の女性、30ヶ月未満の赤ちゃんはマグロ、タラ、アンコウなどの海魚を控えるよう呼びかけた。
こういった魚は野生の肉食魚である。地中海のハモ、ヒラメなどは含まれないという。
研究によると、上述の魚は、食物連鎖の末端にあり、メチル水銀という汚染物質を集めやすい。メチル水銀の含有量は環境によって様々だが、食肉類の魚は含有量が比較的高い。赤ちゃんの中枢神経系統はこの物質で特定の中毒反応がおきる。
AFSSAの提案はこういった魚の完全に食べない事ではなく、妊婦とほ乳期の女性は毎週150g以下、30ヶ月未満の赤ちゃんは60g以下に抑えるという制限である。
またAFSSAの専門家は、普通の人は一週間に少なくとも2回以上魚を食べることを勧め、種類をなるべく多様化する事も提案した。
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