塩でシワ
フランスのことわざに、美女は山にあり、海にないとある。これは普段海辺に住む女性は塩分を多めに摂取するため、皮膚にシワがでやすいことを意味している。
フランス国家医学院のホームページでは、このことわざに対する専門家の解説を掲載した。塩はナトリウムイオンと塩素イオンの化合物で人体の血液や体液中に存在し、浸透圧、酸性とアルカリ性の平衡などに重要な作用がある。塩を摂取しすぎると、体内のナトリウムイオンが増加し、細胞が水分を失い、肌が老化して、時間が経つとシワが増加する。
正常な塩分の摂取は問題ないが、フランスの調査では、フランス人の飲食には塩分が多く、特にフランスパンには塩の含有量が高い。また、ベーコンやチーズなども塩含有量が高い。さらに、フランスでは塩水でご飯を炊く事も塩分摂取の上昇につながってしまう。
塩分を摂取しすぎると高血圧になり、容貌にも影響を与える。皮膚を良くするためには、水を多くのみ、毒を排出するといいだろう。毎日の塩分摂取量は6g以下に抑える事が大切だ。
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