健康ニュース

　ナスは常用野菜の一つであり、動脈硬化、高血圧、冠状心疾患や壊血病などの患者にとっては補助治療の作用がある。また、高血圧による脳卒中の予防もできる。
　ナスのこういった作用は特別な化合物と関係がある。ナスの中に含まれているサポニンはコレステロールの低下作用があるのだ。
　ブラジルの研究者は肥満ウサギで実験を行った結果、ナス汁を飲んだウサギは、飲まないウサギより体内コレステロールの含有量が１０％低下していた。また、アメリカの雑誌ではコレステロールを減少させる１２の方法のうち、ナスが首位で紹介されていた事もある。
　ナスに含まれているビタミンＰは細胞間の粘着力を強くして、微血管を保護し、病気に対する抵抗力を強くする。また、ナスには大量のカリウムが含まれており、血圧の平衡を助け、高血圧を予防する。
　ナスの栄養素は紫色の皮に多く含まれ、食べるときには、皮を一緒に食べると効果が高くなる。

戻る