2050年ヨーロッパが老人病増
イギリスの国際寿命センターとマイク基金会の報告によると、2050年のヨーロッパは人口の3分の1が60歳以上になり、脳卒中、心臓病、癌、白内障などの老人病は現在より増加する事が分かった。
専門家は、この老化によりヨーロッパの経済競争力が弱くなり、労働力が減少して、定年の老人を世話する人間の不足など、様々な問題が厳しくなる事を指摘している。
ヨーロッパには現在550万人の老年認知症患者がいる。さらにこれからの50年間で、認知症の患者は倍増すると見込まれており、老人うつ症の患者も増えると予測されている。65歳以上のヨーロッパ人は10〜15%がうつ症になり、同時に二種類以上の慢性の病気を患う可能性が、同じ年齢の人の二、三倍になる。
うつ症は自殺の主要な原因でもある。老人の自殺や自己傷害の人数は、25歳から64歳の人より26%も高くなっている。
人類の寿命の増加と老齢化の問題は、先進国の重要な問題となっている。
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