血汗症の女の子
上海の病院で、初めての血汗症が診断された。患者は10歳の女の子である。医学の歴史上、この病気は世界で80例以下しかない。
今年の4月、この女の子は毎日2,3回眼角と鼻から赤い液体が出るようになった。
病院で診察したが、出血部位は見つからなかった。10日後、出血回数が増えたため、学校に行くことができなくなり、上海の病院に入院した。そして、検査と診断の結果、「血汗症」であることが分かった。
血汗症は文献にも20例しか確認されていない。しかも、ほとんどは西洋人であり、児童の発症は20例以下しかない。中国国内には、2004年に一例確認されているだけだった。中国古代には「血汗馬」の伝説があるが、人間の病症としての記載はなかった。
血汗症の原因と発病メカニズムは未解明で、特別な治療法もないが、患者の命には危害がない。
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