E型肝炎の感染源は豚
中国復旦大学公共衛生学院の鄭英傑博士、姜慶五教授は、<感染性疾病>誌に、人のE型肝炎の感染源は豚であるという研究結果を発表した。
現在まで、E型肝炎は人から人へと伝染する病気であると考えられていた。同氏らはアモイ大学と合同で、二年以上の研究を行い、三つの重要な発見を果たした。
それは、豚は健康なE型肝炎ウイルスの保持者で、ウイルスの保持率は人より遙かに多いことと、遺伝子IV型のE型肝炎ウイルスは、人と豚の間で自由に移動が可能であることと、豚に接触する人は、養豚場の下流の人よりE型肝炎の感染リスクが高いということの三つである。
研究では、豚同士のウィルスの感染ではいずれも症状がないが、IV型のウイルスが感染の元となっている。この種のウイルスは、各種経路で豚から人に感染することがわかっている。
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