セレニウム食品でガン予防
<シドニータイムズ>は、セレニウムが豊かであるニンニク、胡麻などの食品を、日常的に摂取すれば、前立腺ガンの発病率を63%減らすことができると報道した。
セレニウムは人間にとって必要不可欠なミネラルであり、細胞中の抗酸化剤の重要な成分である。体内にセレニウムが充分にあれば、酸化物質である過酸化水素を水に転化できる。また、セレニウムが含まれている酵素は、甲状腺の調節を行い、アミノ酸の合成を助ける。
セレニウムが欠乏すると、ウイルスの病気誘発力が増強する。活性化したセレニウム酵素を多く体内にもつエイズ患者は、セレニウムが欠乏している場合と比べて死亡率が20倍以下低いことがわかっている。
また、セレニウムは体内の抗ガン力と免疫力を高める。栄養が十分である場合、毎日200ugのセレニウムを補充すれば、免疫機能に著しい刺激をあたえ、リンパ細胞などの生成を大幅に促進する。
疫病学の調査では、セレニウムを補充することで前立腺ガン、肺ガン、肝臓ガンが減少することがわかっている。研究者の実験では、毎日200ugのセレニウムを摂取した人たちの、ガンによる総死亡率は50%、総発病率は37%それぞれ低下した。その中で、前立腺ガンの発病率は63%、結腸ガンの発病率は58%、肺ガンの発病率は46%それぞれ低下した。
また、中高年の人は、毎日100ugのセレニウム酵素製剤を6ヶ月飲みつづけると、免疫力が全て若いときの水準程度に回復したという。
セレニウムが多く含まれている食品は、ゴマ、ニンニク、アスパラ、マッシュルーム、蝦、イワシ、マグロ等がある。
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