中高年にはクロム
人体にはいろいろな微量元素が含まれており、クロムもその中の一種である。加齢によって、体内のクロムの量はだんだん少なくなっていくが、特に中年以降、クロムを補充しないと血糖値が高くなったり、血管硬化などの病気を引き起こしやすくなる。
中国上海華東医院栄養科の陳霞飛教授は、「クロムは体内のインシュリンが正常に働くための補佐因子で、体内のブドウ糖と脂質の代謝を助け、コレステロールの代謝を促進し、耐久力を増強する作用がある。また、膵島細胞を修復、活性化し、血糖値を調整し、血中脂肪を低下させ、心血管病の予防、免疫力を高めるなどの作用もある」と紹介した。
クロムは筋肉の生成を促進し、健康的なスタイルを保つのに重要である。中年男生の毎日のクロムの摂取量は最低50ugで、運動量が大きな男性は100〜200ug必要となる。
クロムが多く含まれている食物には、動物の肝臓、牛肉、コショウ、コムギ、黒砂糖などがある。適量のビールを飲むこともクロムの補充になる。
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