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◇健康ニュース◇

ファーストフードで動脈梗塞


 イギリスの<新科学者>誌は、研究者がマクドナルドやケンタッキーのポテトとチキンなどにはトランス式脂肪を大量に含まれていることを発見した事を報じた。この種の脂肪は動脈梗塞の原因となりやすい。また、国が違うことで、食品中のトランス式脂肪の含有量に大きな差があった。この研究の詳細は最新の<ニューイングランド医学>誌に掲載されている。
 ファーストフードを研究する専門家は、毎日5gのトランス式脂肪を摂取すると、心臓病の突然発作のリスクが25%増加すると指摘した。研究者の測定によると、43種類のファーストフードのサンプルのトランス式脂肪が5gを超えた。そのうち、24種類がマクドナルドの商品で、19種類はケンタッキーの商品であった。こういったサンプルは世界各地のファーストフードチェイン店から実際に購入することで収集された。一部のポテトとチキンに含まれているトランス式脂肪が10g〜25gに達していた。
 トランス式脂肪は血液中の悪玉であるLDLの比率を高め、動脈に脂肪を沈着させることで健康に危害を与える。また、動脈の炎症が発生するリスクを増加し、不整脈の原因ともなる。
 トランス式脂肪の油は、高温で食物を揚げても、油が化学分解しないため、再利用され、結果として商品へのトランス式脂肪の含有量が大幅に増加した。
 ハンガリーのあるケンタッキー店のトランス式脂肪の含有量は25gとサンプル中では最高で、ポーランドのケンタッキー店が20g、ペールのケンタッキー店が16g、チェコのケンタッキー店は15gになっていた。
 マクドナルドのサンプルは、アメリカのニューヨークの店が最も高く、10gであった。
 ケンタッキーとケンタッキーは、ファーストフードのトランス式脂肪を減少させることを<新科学者>誌に約束した。

 

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