ビタミンDとカルシウムで糖尿病のリスク減少
アメリカのタフヅ・ニューイングランド医療センターのアナスタシオズ・ピタス博士は<糖尿病治療>誌に、ビタミンDとカルシウムを多く摂取した女性は二型糖尿病になるリスクが低いという報告を発表した。
同氏は彼の同僚たちと、83779名の女性のデータから、この結論を導いた。女性たちは調査前には糖尿病、心血管疾病、ガンなどはなく、研究者は2〜4年の間隔で彼女らの食物やサプリメント補充剤から摂取したビタミンDとカルシウムを評価した。20年の調査期間中に、被験者の内の4843人が糖尿病を患った。
調査を受けた女性は、3%の人が十分なビタミンDを摂取し、24%の人が十分なカルシウムを摂取していたと博士は指摘した。ビタミンDを十分に摂取した女性は摂取量が最低の女性より、糖尿になるリスクが13%低く、カルシウムを十分に摂取した女性は摂取量が最低の女性より、糖尿になるリスクが21%低かった。両方を十分に摂取した女性の糖尿病になるリスクはさらに低いと博士が報告した。
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